(C)2022「ザ・ミソジニー」フィルムパートナーズ
2022年9月9日劇場公開
映画「ザ・ミソジニー」をシニアへのオススメ度
映画「ザ・ミソジニー」のあらすじ
不気味な洋館を舞台に、呪われた事件を演じる2人の女優を描く。
女優で劇作家のナオミは山荘を借り、かつて自分の夫を略奪した女優ミズキを呼んで芝居の稽古をすることに。芝居の題材となるのは、ある謎めいた母殺しの事件。
マネージャーの男性・大牟田と共に山荘にやって来たミズキは、母を殺した娘の役を演じるうちに、この山荘こそが事件現場なのではないかと疑いを募らせていく。
映画「ザ・ミソジニー」をシニアが観た素朴な感想
筆者はホラー映画と分類されている映画を見るのが苦手だ。（製作された方々ゴメンナサイ）。本作も苦手な分野の一つという事でビビりながら見始めた。
昔学生運動が盛んな頃、アングラ劇団があったが本作はその舞台を見ているようだった。何が現実で何が空想の世界なのか、物語は続くのだが、頭の中が相当柔軟な人でないと展開についてゆけない。出演者は劇作家と女優、ナオミとミズキ。それにミズキのマネージャーの大牟田。ミズキはナオミの元夫と生活している。
山中の別荘という限定された空間の中で、しかもその別荘は母殺しの場所だったのではないかというおまけの設定まである。
またわけのわからない闇の組織まで現れ、オカルト魔術を使用する。この展開に老人の頭は途中で考える作業を放棄してしまった。製作の方々には申し訳ないが何を観客に訴えたいのか理解できなかった。空気を入れ過ぎて割れてしまった風船のようだった。マニアックなホラー映画好きという人には向いているかもしれない。
映画「ザ・ミソジニー」のキャスト
ナオミ
中原翔子
ミズキ
河野知美
大牟田
横井翔二郎
浅田麻衣
映画「ザ・ミソジニー」のスタッフ
監督
高橋洋
脚本
高橋洋
企画
河野知美