映画『私の見た世界』をシニアが観た素朴な感想

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2025年7月26日劇場公開

映画『私の見た世界』のシニアおススメ度

映画『私の見た世界』のあらすじ

36歳の女は、4人の子どもたちから愛される普通の母親だった。

しかし幼い頃に受けた心の傷が、無意識に彼女に影響を及ぼしていた。やがて殺人を犯した彼女は、時効までの15年を逃げ切ることを決意する。

彼女は、顔の整形手術を繰り返しながら逃亡生活を続けるが、指名手配書が全国に貼られ、逃げれば逃げるほど警察と世間の包囲網はせばまっていく……。

映画『私の見た世界』をシニアが観た素朴な感想

本稿は試写狩猟後に記載しています。
本差は、女優として筆者世代には有名な石田えりが、監督、脚本、編集、主演と4役を行った作品だ。福田和子という殺人犯が15年弱の間逃亡を続け、その間にどのように世間とかかわって生きたかを描いている(理解の仕方間違っていたら申し訳ない)。

タイトルの通り映像が逃亡中の本人の視点でとらえるように構成されている。それ故観客は自分自身が作品の主役かの如く錯覚してしまう.しかし、それぞれのエピソードの突込みが不足しているように筆者には感じられ、だからどうしたんだという感じが最後まで消えなかった(製作スタッフの皆様、失礼な物言いをお詫びします)。

15年弱の時間を1時間強のフィルムに納めるのは無理だったようだ。監督はこれが自身初の長編映画だそうだが、その影響もあるかもしれない

映画『私の見た世界』のキャスト

石田えり

大島蓉子

佐野史郎

夏川さつき

映画『私の見た世界』のスタッフ

監督
石田えり
原作
福田和子
脚本
石田えり