映画『 復讐は私にまかせて』をシニアが観た素朴な感想

2022年8月20日劇場公開

映画『 復讐は私にまかせて』のシニアおススメ度

映画『 復讐は私にまかせて』のあらすじ

ケンカなら誰にも負けないアジョ・カウィルは、過去のトラウマを引きずりEDに悩んでいた。そんなアジョが出会ったのが、伝統武術のシラットを駆使する女ボディガードのイトゥンだった。

2人は激しい決闘の末、恋に落ちる。EDのアジョはイトゥンを幸せにできないのではと悩むが、イトゥンのピュアで一途な愛によって2人は結ばれ、穏やかで幸せな時間が流れる。

しかし、アジョはイトゥンと幸せな結婚生活を送るため、裏社会の殺しの依頼を引き受けてしまう。

映画『 復讐は私にまかせて』をシニアが観た素朴な感想

撮影者は日本人、国内ではあまり鑑賞する機会がないインドネシア制作の映画だ。製作者の人々には申し訳ないのだ。

が筆者にはついていけない作品だった。勃起不全の喧嘩好きな青年「アジェ」とシラット武術の達人「イトゥン」のどうしようもない、イライラするような恋愛を見せつけられたと思ったら、後半ではバイオレンス十分の復讐劇の連続。

おまけにイトゥンの不倫、妊娠、出産、捨て子と目まぐるしく展開し、<復讐の女神ジェリタ>(これはインドネシアの風習を理解していないとクエッションマークしか
付きようのない登場人物?)が出るに至って理解しようという努力を放棄した。誰の復讐なのか、おそらく子供が何かされたことに対するもののようだったが経緯が今一つ理解不能。やたら暴力シーンを見せられて後半部分はうんざりした。このような作品が好きな人もいるかもしれないが筆者個人としては嫌悪感しか残らない。初めて鑑賞したインドネシア映画だったのに非常に残念な気持ちしか残らなかった。

映画『 復讐は私にまかせて』のキャスト

マルティーノ・リオ
ラディア・シェリル
ラトゥ・フェリーシャ
レザ・ラハディアン

映画『 復讐は私にまかせて』のスタッフ

監督
エドウィン
原作
エカ・クルニアワン
脚本
エドウィン エカ・クルニアワン