映画「海街奇譚」を観たシニアの素朴な感想

(C)Ningbo Henbulihai Film Productions/Cinemago

2024年1月劇場公開

映画「海街奇譚」のシニアおススメ度

映画「海街奇譚」のあらすじ

行方のわからなくなった妻を捜すため、彼女の故郷である離島の寂れた港町へやって来た男。海難事故による住民の行方不明が相次ぐその町で、男は妻の面影を持つ女と出会うが……。

映画「海街奇譚」を観たシニアの素朴な感想

監督や製作スタッフには申し訳ないが、筆者には本作が理解できなかった。画面の展開が早すぎて、どこが現実で過去なのか、気づいたらすでに物語が先に進んでいて全体像をおぼろげに把握するのがやっとだった。

役者の主人公がある島にやってくる。そこからの展開が主人公の夢と実際の過去の事象と現地の人々の考えがいりまじり複雑化する。

老人には(理解している人もいるかもしれないが)ついていけなかった。こうした展開が時間軸で交差する作品は観客の好き嫌いがはっきりするのではないか。原題は「海洋動物」となっており、海の生物がリアルさを持って登場する。海中の映像も鮮やかだ。島の人々の風習もよくとらえているように思えた。

始めに記したようにでもそれだけだった。本作は各地の映画祭で賞を受賞したらしい。興味のある人は詳しく調べてみるのもいいかもしれない。観賞手法は人それぞれという言葉が思い出される作品だった。

映画「海街奇譚」のキャスト

チュー・ホンギャン
シューアン・リン
ソン・ソン
ソン・ツェンリン

映画「海街奇譚」のスタッフ

監督
チャン・チー
脚本
チャン・チー ウー・ビヨウ
撮影
ファン・イー