2024年5月10日劇場公開
映画「夢の中」をシニアが観た素朴な感想
映画「夢の中」のあらすじ
血まみれで息を切らし「かくまってほしい」という男ショウと出会ったタエコ。
生気がなくうつろな瞳をしたタエコは、そんなショウに「私の最期をきれいに撮ってほしい」と頼む。ショウは何から逃げてきたのか、タエコの頼みは本当に彼女が望んでいることなのか。
お互いにわからないまま、2人は時間を共有するうちに、それぞれの感情と記憶が入り混じった奇妙な世界に引き込まれていく。
映画「夢の中」をシニアが観た素朴な感想
感想は試写を見終えてのものです。
本作は筆者には理解しずらかった。すべてがまさに夢の中のような、脈絡のないストーリーでついていくことができなかった。
製作スタッフ、出演者等の人々には申し訳ないが人生の終わりに近い老人には時間の浪費にしかならなかった。三人の男女の心が揺れ動くさまを幻想的に表現しているようだけれど、年を取ると、それがどうしたのという感想しか出てこない。男性のせりふ回しも耳障りでついていけない。
タエコを演じている役者の演技に光るものがあったような気がする。作品を観覧する世代ターゲットが異なっているのだろうと思う。感性がすり減っていくとあまり感動もしなくなっていくのだろう。若くて感性が有り余っている人向けの作品ではないか。老人のたわごとと思って読み飛ばしてほしい。
映画「夢の中」のキャスト
藤野タエコ
山崎果倫
松島ショウ
櫻井圭佑
客
アベラヒデノブ
映画「夢の中」のスタッフ
監督
都楳勝
脚本
都楳勝
企画
菊地陽介
プロデュース
菊地陽介