2020年4月3日劇場公開
映画『デッド・ドント・ダイ』のシニアおススメ度
映画『デッド・ドント・ダイ』のあらすじ
アメリカの田舎町センターヴィルにある警察署に勤務するロバートソン署長とピーターソン巡査、モリソン巡査は、他愛のない住人のトラブルの対応に日々追われていた。しかし、ダイナーで起こった変死事件から事態は一変。墓場から死者が次々とよみがえり、ゾンビが町にあふれかえってしまう。3人は日本刀を片手に救世主のごとく現れた葬儀屋のゼルダとともにゾンビたちと対峙していくが……。
映画『デッド・ドント・ダイ』の予告
映画『デッド・ドント・ダイ』をシニアが観た素朴な感想
ホラー関連映画は観客の主観によって、お勧めか否かの判断に非常に差が出る映画だと思う。筆者はもともとこの種の映画が得意ではない。
よって知識も持ちあわせていない。本作の監督は巨匠のようだが作品の最後に自分の哲学を押し付けるような部分があり老人にはつらいものがある。
もっと年代の若い人々にはいいのかもしれない。老人になると自分の考えが固定されていて、その考えに反する物事には拒否反応しか出てこない。
遺体を土葬する国々ではゾンビというホラーの一種を題材にした映画がある。本作もその一種だが、途中に空飛ぶ円盤が出てきて登場人物の一人が宇宙人であり、かつ日本武道の達人のような描写をされているのは唖然とする。
またゾンビ出現の原因が人類が行っている工事が原因で地軸の変化が生じたことが理由づけされており思わず笑ってしまった。映画としては突っ込みどころ満載の作品であり一人でぶつぶつ文句を言う癖のある人にはお勧めの作品かもしれない。
映画『デッド・ドント・ダイ』のキャスト
ビル・マーレイ
アダム・ドライバー
ティルダ・スィントン
映画『デッド・ドント・ダイ』のスタッフ
監督
ジム・ジャームッシュ
制作
ジョシュア・アストラカン カーター・ローガン
製作総指揮
ノリオ・ハタノ フレデリック・W・グリーン