映画「シャドウ・イン・クラウド」をシニアが観た素朴な感想

(C)Atarangi Kiriata Limited 2020

 2022年4月1日劇場公開

映画「シャドウ・イン・クラウド」のシニアおススメ度

映画「シャドウ・イン・クラウド」のあらすじ

1943年。ニュージーランドからサモアへ最高機密を運ぶ密命を受けた連合国空軍の女性大尉モード・ギャレットは、B-17爆撃機フールズ・エランド号に乗って空へ飛び立つ。

モードは男性乗組員たちから心無い言葉を浴びせられながらも、ひたむきに任務を遂行しようとする。やがて彼女は高度2500メートルの上空で、自機の右翼にまとわりつく謎の生物を目撃する。次から次へと想像を絶する試練に見舞われる中、大切な荷物を守りながら決死の戦いを繰り広げるモードだったが……。

映画「シャドウ・イン・クラウド」をシニアが観た素朴な感想

作品を観覧後、何をテーマにしているのか二日たっても老人には理解ができない。初めは戦記物かとも思ったがグレムリンなる怪物が表れ、主役と思われるギャレット航空士官の秘密が明らかになるにつれ、いよいよ混乱の極致。最後に空軍の女性飛行士の募集動画らしきもので終了し、女性の強さを強調し、素晴らしさをたたえているのかとも思った。

サスペンスといえばそうなんだろうと思えないこともない。

実際に航空戦や、グレムリンとの格闘等の殺りく戦があり、でも最後は急に力強くなったギャレットが自分の赤ん坊をグレムリンに奪われそうになり、弱っているにせよグレムリンを素手でボコボコにしてしまう展開を見せられるとサスペンスを基盤にしたコメディかとも思う、何とも不思議な作品だ。

主役の女性空軍士官を演じているクロエ・グレース・モレッツが、最後にスーパーウーマンになるのが、長く人生を生きた男性には納得できるかもしれない。女性=か弱いと考えるところは考え方が石器時代といわれそうだが。

映画「シャドウ・イン・クラウド」のキャスト

モード・ギャレット クロエ・グレース・モレッツ
アントン・ウィリアムズ ビューラ・コアレ
ウォルター・クエイド テイラー・ジョン・スミス
カラン・マルベイ

映画「シャドウ・イン・クラウド」のスタッフ

監督
ロザンヌ・リャン
製作
ブライアン・カバナー=ジョーンズ ケリー・マコーミック トム・ハーン フレッド・バーガー
脚本
マックス・ランディス ロザンヌ・リャン