映画「テスラ エジソンが恐れた天才」をシニアが観た素朴な感想

(C)Nikola Productions, Inc. 2020

2021年3月26日劇場公開

映画「テスラ エジソンが恐れた天才」のシニアおススメ度

映画「テスラ エジソンが恐れた天才」のあらすじ

電流戦争でエジソンに勝利しながらも、天才であるがゆえに孤独な人生を歩んだテスラの半生を描く。1884年、移民としてニューヨークへやって来たテスラは、あこがれのエジソンのもとで働き始める。

しかし直流方式の送電を考案したエジソンに対し、テスラは交流方式を主張し、両者は激しい対立の末に決別。

テスラは実業家ウェスティングハウスと組んでシカゴ万博でエジソンを叩きのめし、一躍時代の寵児となる。大財閥J・P・モルガンの娘アンと交流し、モルガンから莫大な資金を得て“無線”の実現に挑むテスラだったが、研究一筋の繊細な心は実業界や社交界と不協和音を立て始める

映画「テスラ エジソンが恐れた天才」をシニアが観た素朴な感想

日本ではテスラと聞いて、すぐに、どんな人かを言える人は少ないのではないか。反対にエジソンと聞くと、いろいろな電気関係の発明をした人だとすぐ言うことができる人が多いことだろう。

本作の原題は「テスラ」だったが邦題を考えた人がそれでは日本人になじみがなさすぎると思ったのか「エジソンが恐れた天才」という副題をつけ、誰が見てもエジソンのライバルだなと思わせることに成功している。

内容はテスラが有益な発明を数多く行うが、資金が続かず、今一歩のところで抜きんでることのできない生活を送る様子を淡々と描いている。

筆者の印象は頭はいいのだが世渡りの下手な人間というものだった。

ただ電気の普及方法でエジソンが直流システムにこだわったときテスラは交流システムを提唱しシカゴ博覧会で大成功を勝ち得ている。

全編解説が入り歴史に詳しくない人でも物語の展開が理解できるように制作されている。昨年エジソンを中心とした作品が公開されたが二作品を比較しながら見ると面白いかもしれない。

映画「テスラ エジソンが恐れた天才」のキャスト

イーサン・ホーク
カイル・マクラクラン
イブ・ヒューソン
エボン・モス=バクラック
ジム・ガフィガン

映画「テスラ エジソンが恐れた天才」のスタッフ

監督
マイケル・アルメレイダ
製作
マイケル・アルメレイダ

ユーリ・シンガー

クリスタ・キャンベル

ラティ・グロブマン

アイゼン・ロビンズ パー・メリータ

製作総指揮
ジェフ・ライス

リー・ブローダ

アビ・ラーナー

トレバー・ショート

ジェフリー・グリーンスタイン

ジョナサン・ヤンガー

ロブ・バン・ノーデン