「エリザベス(女王陛下の微笑み)」をシニアが観た素朴な感想

(C)Elizabeth Productions Limited 2021

映画エリザベス(女王陛下の微笑み)のシニアおススメ度

映画エリザベス(女王陛下の微笑み)のあらすじ

1930年代から2020年代までのアーカイブ映像からエリザベス2世の足跡をたどり、これまでにあまり見られることのなかった女王の素顔にも迫っていく。

映画エリザベス(女王陛下の微笑み)をシニアが観た素朴な感想

本作は製作者サイドの、今年在位70周年を迎えるエリザベス女王への愛と尊敬に満ちている。単なるドキュメンタリー映画ではなく、女王の長い人生をテーマごとに切り取り、アーカイブ映像を交えながら、それぞれの場面での女王の元首としての側面と一個人としての側面を際立たせる構成になっている。

25歳で父の急逝により英王室の女王となり、70年もの歳月を国家元首と母親としての苦労を背負いながら生き抜いてきた女王には敬意以外の何物をも感じない。

ユーモアのセンスを持ち国民とともに過ごしてこられた生涯は一般の人ではなしえない人生だ。

近年ご家族の中でいろいろと問題が起きているようだが、考え方の相違は各国の皇室にもあることであり英王室だけのことではない。

時代が変化すれば人々の考え方も変わるだけのことだ。めげずに頑張って、英国民のみならず世界中の人に元気を与え続けてほしい。

God Save the Queen.

映画エリザベス(女王陛下の微笑み)のスタッフ

監督
ロジャー・ミッシェル
製作
ケビン・ローダー
製作総指揮
ヒューゴ・グランバー
ティム・ハスラム
ケビン・ローダー
ロジャー・ミッシェル
ピーター・タッチ
サマンサ・オールウィントン