
(C)2026「幕末ヒポクラテスたち」製作委員会
2026年5月8日劇場公開
映画「幕末ヒポクラテスたち」をみたシニアのおススメ度
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映画「幕末ヒポクラテスたち」のあらすじ
幕末、京都の郊外に位置する村。大倉太吉は、貧富や身分を問わず市井の人々を救う、寛容で好奇心旺盛な蘭方医。
漢方医・玄斎とは、日々激しい論争を繰り広げる犬猿の仲だ。ある日、気性の激しい青年・新左を太吉が手術で救ったことを契機に、太吉と新左の人生が大きく変化していく。
映画「幕末ヒポクラテスたち」を見たシニアの素朴な感想
試写終了後、筆者の中年時代に「ヒポクラテスたち」という映画があったことを思い出した。医大生の最終学年における青春を描いたものだったと記憶している。
本作は舞台を幕末に移し、漢方学と蘭方学二つの医療法が競い合っていた時代の医者の生きざまを描いている。どちらも現代まで存続しているので、各々の良さがあるのだろう。ただ蘭方においても技術は非常に進み、新しい発見があり頭の中を柔軟にしておかないと、取り残されていくことがわかる。
主人公はその残酷さを受け入れる。同僚の漢方医と縁側で二人話す場面が印象的だ。会社員だった筆者にもよくわかる。自分の経験値をいかに後輩に引き継いで行くかが大事なのだととわかる。本作の総指揮は大森一樹氏であり、出演者の中に柄本明、内藤剛志等の前作に出演していた人々の名がみえるのも興味深い。
京都府立医科大学創立150周年記念として企画された本作は、考えさせられること、発見することの多い作品である。
映画「幕末ヒポクラテスたち」のキャスト
大倉太吉
佐々木蔵之介
相良新左
藤原季節
相良峰
藤野涼子
映画「幕末ヒポクラテスたち」のスタッフ
監督
緒方明
原案
映画「ふんどし医者」
脚本
西岡琢也
