映画「ねことじいちゃん」をおじさんがみてみた

2019年2月22日(金)“猫の日” ROADSHOW

(C)2018「ねことじいちゃん」製作委員会

映画「ねことじいちゃん」のシニアおすすめ度

映画「ねことじいちゃん」のストーリー

猫と老人ばかりの小さな島で暮らす、立川志の輔が演じる主人公・大吉と、その飼い猫のタマ。
美しい風景に美味しい食事、助け合い、笑い合い暮らす人々と、可愛くもたくましく生きる猫たちを描く、豊かで愛おしい猫と人間の物語

映画「ねことじいちゃん」をシニアがみた素朴な感想

猫好きにはたまらない映画だと思う。物語の進行につれ画面のどこかに必ず猫がいる。動物に興味がない筆者には理解しがたいが、好きな人はたまらないらしい。

物語は、ある島(老人の人数が圧倒的に多い)に暮らす一人の老人の、日々の暮らしを淡々と描いて進行する。立川志の輔がいい味を出している。周りの人々も同様。老人ばかりで変化のない島の暮らしに、一人の女性が変化をもたらす。

柴咲コウ、彼女がまたいいのだ。全て物事をポジティブに考えて老人に活力を与える。主人公が妻を亡くし生きがいを探していた時、レシピノートの作成をアドバイスしたり、ダンスパーティを企画したりと、老人の生活に生きがいを与える。主人公も猫とともに島で緩やかな生活を送ることを選択する。

そこに至る過程が深刻な中にもほのぼのとしており、何とも言いようがない穏やかさを見る人に与える。是非スクリーンで確認してほしい。

公開日は来年のことを言うと鬼が笑うといわれる来年2月22日(金)猫の日だそうだ。

映画「ねことじいちゃん」のキャスト

立川志の輔

柴咲コウ

小林薫

田中裕子

柄本佑

銀粉蝶

山中崇

葉山奨之 ほか

映画「ねことじいちゃん」のスタッフ

監督:岩合光昭