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2022年12月30日劇場公開
映画「近江商人、走る!」のシニアおススメ度
映画「近江商人、走る!」のあらすじ
ある近江商人との出会いから、大津の米問屋・大善屋で丁稚奉公することになった銀次は商才を発揮し、店の仕事はもちろん、ケガをして働けなくなった大工を救済する方法を考えたり、閑古鳥が鳴く茶屋に客寄せのアイデアを出したりするなど、さまざまな方面で町の人たちを助けていた。
そんなある時、悪らつな奉行の罠で大善屋が千両もの借金を背負わされてしまう。銀次は店を守るため、大津と15里(60キロ)離れた堂島の米の価格差を利用した裁定取引を思いつく。
飛脚でも半日かかかる距離を越え、情報を迅速に入手するため銀次は仲間とともに作戦を練る。
映画「近江商人、走る!」をシニアが観た素朴な感想
近江商人を特徴ずける言葉に三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)という表し方がある。本作は銀次という少年が、一人前の近江商人に成長する喜劇映画である。
コメディでは時代劇の形式をとっている内容に合わないと思うので、あえて喜劇映画とする。変なこだわりにご容赦あれ。
内容はあれどこかで見たような場面だなという既視感が散りばめられていて、勧善懲悪の理解しやすいものになっている。
申し訳ないが主役を演じている二人の青年については筆者は何も存じ上げない。当初は舞台で声を張り上げているようなしゃべり方が気になったぐらいだ。
脇は著名な人物が固めているので主人公二人との落差を比較してみるのも面白いかもしれない。
終わり近くになって主人公たちのしゃべりも気にならなくなってきた。これから伸びていこうとする役者と、それなりに著名になった役者、お笑い芸人のみつどもえで映画を作ったという事実が思い知らされるような喜劇映画だった。本年12月30日公開作品。
映画「近江商人、走る!」のキャスト
銀次 上村侑
蔵之介 森永悠希
真飛聖
映画「近江商人、走る!」のスタッフ
監督
三野龍一
脚本
望月辰
製作
新谷ゆっちー タケモトナオヒロ