映画「雪の華」をおじさんがみてみた素朴な感想はこれ

©2019 映画「雪の華」製作委員会

2019年 2月 1日(金)全国ロードショー

映画「雪の華」のシニアおすすめ度

映画「雪の華」のストーリー

「余命1年、私の夢――恋がしたい。」

東京-フィンランドを舞台に描かれる、“心を溶かす”運命のラブストーリー。
余命を宣告された美雪の夢は 2 つ――

1つは両親が出会った〈約束の地〉フィンランドでオーロラをみること。

そしてもう1つは、人生で初めての恋をすること。

ある日、ひったくりにあった美雪はガラス工芸家をめざす青年・悠輔に助けられる。悠輔が男手ひとつで兄弟を育てていること、そして働く店が危機になっていると知った美雪は、「私が出します、100 万円。

その代わり 1 ヶ月、私の恋人になってください」と、期間限定の恋を持ちかけて――。かけがえのない出会いが、美雪に一生分の勇気をあたえて、悠輔の人生を鮮やかに彩っていく。東京と<約束の地>フィンランドを舞台に描かれる、一生に一度、運命の恋。

映画「雪の華」をおじさんがみた素朴な感想

「登坂広臣」と「中条あやみ」という今勢いがある二人が主演する。

何となく切なくなるラブストーリー。

女性は余命1年を宣告され、悔いのない生き方をしようと自分をひったくりから助けてくれた男性に、金銭の提供と交換に1か月間の恋人契約を結ぶことを提案し、男性は受諾する。

しかし時間の経過とともに二人の気持ちは契約という行為を超えて真実の愛へと進んでいく。

そこまでのフィンランドロケを交えた二人の気持ちの昂ぶり方が急すぎて笑える。

筆者のように人生の終末を迎えつつある世代の人間にはとてもまねできない。うらやましくもある。

あまり金銭的に裕福でないと思われる男性が、急にフィンランドへ女性を追いかけていくなど「?」マークがつく場面がないではないが、恋愛映画にそこまで細部を要求するのは酷というものと理解しよう。

中島美嘉の唄に題材をとっており音楽は葉加瀬太郎が担当。物語の合間に流れる楽曲が二人の愛を味付けしている。来年の雪が降るかもしれない時期の公開。

映画「雪の華」のキャスト

登坂広臣

中条あやみ

高岡早紀

浜野謙太

箭内夢菜

田辺誠一

映画「雪の華」のスタッフ

監督:橋本光二郎

脚本:岡田惠和

音楽:葉加瀬太郎