「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」をシニアが観た素朴な感想

(C)2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」

2025年10月24日劇場公開

映画「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」のシニアおススメ度

映画「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」のあらすじ

祖父の他界後、大学生の拓磨は、夫に先立たれてひとり残された祖母・文子と同居することになった。

ある日、拓磨は亡き祖父・偉志の書斎で、大学の入学案内を見つける。それは偉志が遺した妻・文子へのサプライズだった。亡き夫の遺志を受け入れ、大学への進学を決意した文子は、若い頃の夢だった「学び」の日々を謳歌する。

一方、祖母と同じ大学に通う拓磨は、自分の夢に自信が持てずに将来について悩んでいた。そんな2人はある時、富士山のことが好きだった偉志の手帳に不思議な数式を見つける。その数式が、2人にとて一歩を踏み出すきっかけとなっていく。

映画「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」を見たシニアの素朴な感想

本稿は試写終了後記入しています。

本作のタイトルを見たときにテレビドラマみたいだと感じた。確かに3つの要素が映画を型作っていた。

ひとつづつが作品に深みを与えており、祖母(市毛良枝)と孫(豆原一成)、祖母と夫(長塚京三)の夢、絆、関係性を象徴していた。

各人を取り巻く酒井美紀、八木莉可子両名も熱演だった。残念なことに名前を存じ上げているのは祖母夫婦ぐらいで若手二人は初めましてだった。

年齢のせいかガールズG、ボーイズGの名前と構成員を覚えられなくなっている。

よく周囲の若者が押しの夏フェスに全国行脚しているのを見ると、エネルギーの違いに圧倒される。本作に話を戻すとほのぼのとした出来上がりで気持ちが和やかになった。ハッピーエンドで終わる作品は観客をホッとさせる。数式の秘密というほどではないが、方程式を考えながら作品を観るのも面白いと思う。極暑の夏が収まるであろう10月下旬公開予定。楽しみに待っていてほしい。

映画「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」を見たシニアのキャスト

安藤拓磨
豆原一成

安藤文子
市毛良枝

安藤綾
酒井美紀

大石紗季
八木莉可子

島田校長
市川笑三郎

映画「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」を見たシニアのスタッフ

監督
中西健二
原案
島田依史子
原案総責任
島田昌和